海水浴だけではなく文化、歴史、グルメの街、浦項

 

海から突き出る手。いつかどこかで目にしたこれを見たいと思っていました。この手を見ることが出来るのが浦項だと知ったのは、韓国に来てだいぶ経ってからです。とくに日の出の頃に合わせて見に行くツアーなどが多いので、私も日の出を見るツアーに参加し、一路浦項へと向かいました。

残念ながら見に行った日は雲が多く、日の出をバックに見ることは出来なかったけど、ずっと見たいと思っていた手だったので、嬉しかったですね。

手が突き出ているだけではその大きさが伝わりにくいと思いますが、隣にある桟橋と比較すると、この手の巨大さがわかりやすいかと思います。こちらは2000年ミレニアムを記念し、作られたものらしいですね。

実は海からだけでなく、陸にも似たような巨大な手があるんですよ。海の手の画像ばかり目にしていたけど、陸にもあったんですねぇ。ちょっと驚きました。陸と海上、それぞれの手が手を取り合って平和と友好をテーマにしているのだと聞きました。

この陸にある巨大な手の先には、「新千年記念館」といい2000年のミレニアムを機に建てられた記念館があります。開館は2009年で、ここの展望台からは目の前の公園が一望できるんですよ。

こちらは展望台からではなく、記念館の前から撮影したものですが、海に向けてまっすぐ伸びた広場の先に巨大な手が見えますね。日の出の際には、この巨大な手が太陽を支えているように見えるとのことで、私もまた次回、天気の良い日に訪れたいと思いました。

さて、この浦項という場所ですが、元々は小さな港街でしたが、今から50年ほど前に製鉄所がここに造られ、そこからは鉄鋼の街として大きく変貌を遂げた街と言われているそうです。また九龍浦というエリアは古くから日本人が移り住み、日本人街があった場所です。今も九龍浦日本式家屋通りが残っています。夜明けの訪問となってしまったので、写真がないのですが…..昔の日本の街を歩いているような気がする場所でしたよ。

今では鉄鋼の街のイメージが強い浦項ですが、もちろん今も港町があちこちに残っています。今回はこの「竹島市場」というところにやってきました!

魚市場のアーケード街には新鮮な魚を使った食堂がずらっと並び、訪れる観光客の呼び込みに余念がありません^^;

いろんなお魚が並んでいますね~

でもこの浦項名物はこちらの「クァメギ」と呼ばれるサンマを生干しにしたもの!
昔はニシンで造っていたそうですが、漁獲量が減ってしまい、サンマが代用されるようになったそうです。
独特の風味と食感で好きな方はコレ、大好物ですよね。

せっかくなのでクァメギといきたいところですが、クァメギだと食事というより、おつまみという感じもするので、もうひとつの浦項名物「ムルフェ」をいただくことにしました。

ムルフェというのは、日本語に直訳すると「水刺身」~
細くスライスしたお刺身に、同じように細くスライスした野菜を加え、ここにコチュジャンの入っただし汁を注いで食べる、浦項発祥の名物料理です。
ひんやりしているので、暑いこれからの時期、食欲がない時でもサラサラと口に入りそうですよ。
漁師料理のひとつだったんでしょうかね。
野菜も摂れて栄養バランスも良さそうです。
味?もちろん新鮮なお刺身ですからおいしかったですよーー。

食後には迎日台海水浴場を散策~こちらは浦項旅客船ターミナルに隣接する海水浴場です。旅客船ターミナルの隣にある海水浴場というのも珍しいのでは?

そしてこちらが迎日台です。

夜になると迎日台がライトアップされ、迎日台から見る街の夜景も美しいことで人気があるとのことです。

浦項では7月に「浦項国際花火祭り」が行われていますが、その会場がこの迎日台海水浴場となるので、その時には韓国全土から花火見物のお客さんでにぎわうそうですよ。
今年の「浦項国際花火祭り」は7月28(木)~31(土)まで行われます。
ぜひ韓国の花火も楽しんでみたいですね。
<浦項へのアクセス>
ソウルから浦項へはソウル高速バスターミナルから約30分おき間隔で直通バスが出ています。
ソウルから浦項までの所要時間は4時間半。
釜山東部バスターミナルからだと約15分間隔で出発していて、浦項までの所要時間は1時間半です。
<参考ホームページ>
浦項市ホームページ
jp.ipohang.or
浦項市文化観光のホームページには、現段階でまだ日本語はないようです。
phtour.ipohang.org